こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
連休明けの更新以降、ソロキャンプやテントについてのお問い合わせをいくつか頂戴いたしました。
本日更新の弊社新居浜店のブログでもソロキャンプについて掲載されていますし、アクティヴなアウトドアへの皆さまの関心の高さを感じます!
テントについてのお問い合わせの中で一番多かったのが「雨の日に使えないのか」というご質問でした。
コットンは水分を含むと繊維が膨張し、密度が高まることで水密性が高まります。
つまり、コットンテントだから雨に弱いという認識は誤りです。
一方で、ポリエステルであれ同じことですが、繊維中の水分が飽和状態になるとやはり滲み出てきますので、先週申し上げたようにテントを覆うようなタープがあれば安心です。
また、同じカーカムスのコットンキャンバステントの中でも、私の購入したハイラインシリーズではないものを選ばれるのも良いでしょう。
ハイラインシリーズの特徴はカーカムスのコットンキャンバステントがリーズナブルに手に入る点が挙げられますが、そのカラクリは製造を中国で行うことと、アメリカ製のテントでは施される合成シリコントリートメントを省くことによって実現しています。
つまり、もう少し予算があれば最初から雨に強いテントが手に入るのです。
ハイライン8と同じようなサイズのファミリーキャンパー7の場合、2万円ほどしか変わりませんので、ハイライン8を購入後4~5万円のタープを買い足すのであれば、初めから雨に強いファミリーキャンパー7を選ばれるのも良いかもしれません。
しかしながら、ハイラインであれファミリーキャンパーであれ、コットン生地である以上は濡れた後のメンテナンスは欠かせません。
保管中にカビてしまわないよう、濡れた後は2日以内に完全に乾燥させる必要があります。
自宅駐車場で干してみましたが、一台分のスペースが潰れます
カーポートや大型の倉庫のように4m×3mのテントを展開し乾燥させるスペースがあれば別ですが、乾燥させる術がない場合は、やはりいずれのテントであっても雨の日は避けるかタープを張る方が無難です。
ソロキャンプについて気になることがございましたら、つのまでお気軽にお問い合わせ下さい!
引き続きカーカムスのご検討をお願いいたします!
さて、このブログもご愛読くださる皆さまのおかげで、
5月25日に
『今週の消波ブロック』
1周年記念日を迎えます!
この一年間でご紹介した消波ブロックは14種類。
今までの消波ブロック
個性豊かな消波ブロックたちはどれもかわいく、かっこよく、頼もしい存在です。
というわけで、今回は14種類の消波ブロックの中からつのの特に好きな消波ブロックトップ3を完全なる独断と偏見でご紹介したいと思います。
第3位
テトラポッド
(株式会社不動テトラ)
ご紹介はコチラから。
選考理由:
消波ブロックに興味のない方でも名前ぐらいは聞いたことがあるその圧倒的な知名度です。
テトラポットと間違われることもありますが、それもaikoさんの《ボーイフレンド》の歌詞に登場するほどの知名度が高い故のこと。
また、0.5トン型から80トン型まで18種類を誇るサイズヴァリエーションやブログでもご紹介した環境に配慮した溝付き等の派生型の豊かさがまた、あらゆる場面で採用され単純に見かける機会の多さに繋がっているのも素晴らしいと思います。
第2位
合掌ブロック
(東洋水研株式会社)
ご紹介はコチラから。
選考理由:
3本の脚を90度ずつずらして配置しただけと言えばそうなのかもしれませんが、その結果、相互の噛み合わせが良くなるだけでなく、合掌の名の通り、手を合わせ拝むような尊い姿となりました。
高貴なその外観は見る者の心を清めてくれているようです。
合掌ブロックというネーミングのパワープレーもあり第2位にランクインしました。
第1位
中空三角ブロック
(株式会社チスイ)
ご紹介はコチラから。
選考理由:
第1位にふさわしい凛とした佇まいでありながら、キョトンと三角形の口を開く様は二律背反する勇ましさと愛らしさを兼ね備えています!
当然ながら、コンクリートで固められた正四面体の各辺と、その内に秘められた(※丸見え)中空部が相まって消波効率も抜群。
天がニ物も三物も与えてしまったのがこの中空三角ブロックです。
いくら独断と偏見ランキングとは言え、お見苦しい程に私がえらく贔屓するのも当然。
これは私が消波ブロックに魅了されるきっかけともなったブロックです。
大学時代、心の叫びに従って(※少し疲れていたのでしょう)海を見に行った時のこと、あたかも古代遺跡のように鎮座する中空三角ブロックの三角形の口が「小さいことなんか気にしないで△」と語りかけているようで、それ以来消波ブロックの懐の深さにずっと救われてきました。
落ち込んだときは大好きなインプレッサで愛しの中空三角ブロックを眺めに行っていました
水面に映る逆さ中空三角ブロックが日本一の山を思わせます
濫りに乗ったり近付いたりすると消波ブロックたちの本意ではなくとも人の命を奪いますが、適度に安全な距離を置けば彼らは優しい存在です。
たとえ景観を損なっていると言われようと、どんなに消波ブロック産業が衰退していると言われようと、彼らのいるところには豊かな漁場とその陸の上には護られた人の暮らしがあります。
波がキラキラと輝くこれからの季節、皆さまも安心と愉しさのSUBARUでお好きな消波ブロックを眺めに出掛けてみませんか?
消波ブロック巡りにも行きたいですし、ソロキャンプもしたいのです!今まで板についた引きこもりで如何に時間を潰すかが課題だった休日ですが、入社5年目にして初めて休日の時間が惜しく思えるようになりました。
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