こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
「最近、スバルの登山部は活動してないんですか?」と聞かれることがあるようです。
それもそのはず。
昨年11月の発足以降、我が登山部は相当な頻度で(それはもう休日登山以外にすることがないのかと心配される程に)活動報告をしてまいりましたが、今年3月8日の三嶺を最後にぱったりと途絶えましたので、廃部したんじゃないかと心配されるのも道理です。
しかし、ご安心ください!
登山部広報の私は肥満な上に基礎代謝が高く、同じ運動量でも人4〜5倍の汗をかきますので、日増しに気温が高くなるこれからの季節は脱水等で容易く死に至る可能性が高い為、晩秋までの期間を休部しているに過ぎません。
つまり現在も私以外の部員は元気に活動中です!
それが証拠に今回は佐野店長がブログ用の原稿をくださいましたので、ご紹介いたします!
『ひっそり登山部活動中』
今回の山は土佐矢筈山(やはずやま:1,607m)〜小桧曽山(こびそやま:1,525m)です
徳久、髙井、佐野の3名のチームで登りました!
なんと小桧曽山には頂上が二つあります⁉︎
こちらも小桧曽山
こちらも小桧曽山
どっちが本当でしょうか…
ぜひ登って確かめてみて下さい(^_^)
以上、佐野店長の登山日誌より
写真を見ているとなんだか私も登りたくなってきました!
笹が風に揺れる尾根を歩くのはとっても気持ち良さそうです。
時折こんな具合に登山部の活動も報告いたしますので、ご期待ください!
さて、登山部がみんなで愉しく山に登っているとき、私はと申しますとソロキャンプに出かけておりました。
週末の更新期限迫る中、常に苦しんでいるのがブログのネタ不足。
そこで、『今週の消波ブロック』『淡路島のダム』『登山部活動報告』に続き、新たなコーナーを開設しました!
『ソロキャンのすゝめ』
「天は人の上にテントを造り、人の下にキャンピングマットを造る」と言うとか言わないとか。
物心ついた頃から積極的に友人と遊ぶという経験をすることなく、独身のままあっという間に気付けばアラサー。
これまでも消波ブロック巡りやダム巡り、パズルにソロツーリングなどなど、一人遊びには事欠かない私つのが次に提唱するのはソロキャンプです!
個人の時間が重視される昨今、お仕事の日は良くも悪くも人と接するわけで、お休みの日ぐらい一人でのんびりしたいという方も多いのではないでしょうか?
というわけでこれからソロキャンプを始めてみようと考えていらっしゃる方に初心者の立場からその素晴らしさをご紹介させていただきます!
ソロキャンプって何がいるんだろう?と考えてみると、最低限の装備だけならばそんなに多くはありません。
・着替え
・シャワーセット(宿泊の場合)
・救急セット
・飲食物
・テント
・シュラフ(寝袋)(宿泊の場合)
・照明器具
など
汚れた時の着替えやタオル、シャンプーやボディソープといったシャワーセット、怪我をした時の絆創膏といったものはご自宅にありますので改めて用意する必要はありませんよね。
お食事も余裕があれば現地で料理すると良いですが、最初はコンビニ弁当でもいいんです。
照明器具もガスランタンやLEDランタンがあるに越したことはありませんが、それらがなければ非常持ち出し袋に入っているヘッドライトでも問題ありません。
そうなると新しく揃えるものはテントやシュラフなどと限られてきます。
実際にキャンプをやっていてだんだん物足りなくなれば少しずつ装備を増やして快適性を追求したり、逆にミニマリズムに目覚めてもっと少ない装備にチャレンジしてみたりと、それぞれのスタイルを模索してみるのも楽しいはずです。
私はソロキャンプを始めたばかりなので、どんなキャンプにしたいというような方向性が今一つ定まっていませんが、根は不精者ですのでテントを張ったらあとは何もしたくない(快適に過ごしたい)という思いがあります。
そんな快適性重視のソロキャンのすゝめ、第一回目の今回はブログでも既に2回ほど登場した私のテントです!
改めて見てみると高知ではあまり見ない形をしていますね。
3月のある日、東店営業の黒田さんとお仕事帰りにアウトドアショップへ出掛けた時のこと。
アルペンアウトドアーズ宇多津店さんオープンのチラシを拝見し、そこに掲載されていたテントを見て胸の高鳴りを感じました。
なんなん?この可愛いテント!
それからというもの、お仕事の昼休みや休日にはこのテントのことしか考えられなくなりました。
いてもたってもいられず、4月にアルペンアウトドアーズ宇多津店さんを訪れた時、このテントをスタッフの方が親切にも立ててくださり、そこで私は完全に恋に落ちました。
メーカーや機能性で選ぶのが王道なのかも知れませんが、邪道で結構。私はテントの見た目だけで購入しました。
後悔はしていません。
はい。そんな話はどうでもよくて、見た目の可愛さだけじゃない、実用性の高さも含めてご紹介いたします。
カーカムス ハイライン8 スプリングバーテント
メーカーはカーカムスと言います。
スプリングバーテントの誕生は約60年前にさかのぼります。
1950年代のアメリカでは、国立公園の整備が進んだり自動車がより普及することで庶民の間にもレジャーが流行し始めました。
しかし、当時のテントは狭く、ポールが多く、あまりにも多いロープで固定する必要があった為、もっと広くて簡単に設営できるテントが求められていました。
そんな中で、アメリカ合衆国ユタ州のソルトレイクシティでアウトドア用品店を家族経営していたジャック・カーカムさんが1961年、ついにスプリングバーテントを生み出したのです。
スプリングバーテントの特徴は頑丈なので広いテントを作るのも容易で、固定用のロープが必要ない上にポールも少ない為、簡単に設営できる点が挙げられます。
以降、カーカムスはキャンパーの信頼に応え続け、小さな家族経営だった会社は今や世界中で愛されるアウトドアブランドとなりました。
上からテント本体、ポール一式、グランドタープ(テントと地面の間に敷きテント底面の汚れを防ぐ布)です。
①まずはグランドシートを敷きます。
②テント本体を広げます。
③テントの四隅を直角になるように引きながらペグ(テントやロープを地面に固定する杭)を打ちます。四隅がきちんと固定できたらその他の12本のペグも打ちます。
④天井に梁となるポールを通したら、片側ずつ柱となるポールを立てます。
この浮いている柱を下にぐっと押し込みます
なお、ソロキャンプでオーニング(テント正面の日よけ)を使用しない場合は柱を立てる前にオーニングを巻いて固定用のロープに結んでおくと楽です。
立ててから格納するとなると一人では難しく、また見栄えが悪くなります。
⑤オーニングを展開すれば完成!
このように全ての工程を一人で行うことが出来ます。
(ちなみに写真が半分切れているのは、スマホのタイムラプス機能を用いて撮影する際に誤ってカメラの設置箇所とはあらぬ方向に設営したためです。この辺はカメラを操作してくれる人がいないソロキャンプならではの失敗と言えますね笑)
追記:11月29日投稿の『絶食の大王と飽食の私です!』にて、タイムラプスリベンジを果たしましたので是非ご覧ください!
グランドタープの展開からテント建立まで約20分。
今回のロケ地(鏡川源流憩いの広場)は地中に岩が多く、ペグ打ちに相当な時間を要しましたが、芝生のキャンプサイトなどでは15分ほどで設営可能です!
カーカムスのテント生地はダックキャンバスコットンを採用しています。
昨今の一般的なテントに用いられるポリエステルとは異なりかなりの重量がありますが、ポリエステルだと穴開きの原因となる火の粉などには比較的強く、またコットンの優しい手触りが特徴です。
水に濡れると繊維が膨張し水を通しにくくなると言われていますが、厄介なのはしっかりと乾燥させる必要があることです。
ポリエステルよりも水分を多く吸収する為、乾燥には時間をかけなければなりません。
そういった理由で私は雨の日にキャンプに出かけようとは思いませんが、もし雨の日でもキャンプをしたいのであれば、テントをすっぽり覆うようなタープ(天幕)を張ってみるのもアリでしょう。
また、理由もなく38.1kg(ポール含む)と重いわけではありません。
このテントの室内の幅×奥行きは4,200mm×3,020mm。
床面積は12.684㎡(約7畳、約3.8坪)を誇ります。
ハイライン8の名の通り8名での就寝が可能です。
さらに室内高も最低部で1,755mm、最高部では2,000mmありますので、身長174cmの私であれば屈む必要がないどころか、ラジオ体操第一ぐらいなら難なくこなせます。
ソロキャンプではその広々空間を占有できますので、私の場合下手に家具に囲まれて窮屈な自室よりは快適です。
さらに正面と背面にそれぞれ大型のメッシュがあり、左右側面にも三角形の小窓がある為、換気が出来るだけでなく、虫のいない室内から周囲の景色を楽しむことも可能です。
床面はビニールですのでグランドタープがなくとも浸水の心配はありませんが、石の多い地面ではやはり足裏が痛いので室内には何か敷かれた方が無難です。
断熱効果が高く厚みのあるキャンピングマットが理想ですが、私は予算の関係でフローリング用の厚さ12mmのフランネルラグとい草の上敷きを半分ずつ敷いてみました。
ラグの方はまずまずのクッション性です。
い草の上敷きは「無いよりはマシかな?」という程度ですが、どちらかと言えばい草の香りが楽しめるという点がメリットと言えます。
予算の都合ではありましたが結果的に和洋折衷の敷物で空間が演出できたことは満足しています。
カーカムスはアメリカのテントなので、予算が許せばネイティヴアメリカンのデザインが美しいペンドルトンさんやエルパソさんなどのラグを敷くと雰囲気も完璧ですね。
撤収は前述の設営の手順を逆にするだけなのでこちらも一人で簡単に行えます。
重量や濡れると大変というデメリットこそありますが、それらを補って余りある簡単な設営や室内の広さ。
キャンプに出掛けてテントに引きこもるのもご納得いただけるはず。
今回ご紹介したカーカムスはソロキャンプはもちろんですが、ご家族やご友人とのキャンプでもその快適性を遺憾無く発揮してくれますので、皆さまもカーカムスのスプリングバーテント、お一ついかがでしょうか?
お買い求めはお近くのアルペンアウトドアーズさんへ!
さて、休日は一人で過ごしたい私も、土日は賑わってほしいもの。
そんなわけで、一応(?)今週末のイベントのご案内もさせてください!
ハッケン!ナットク!体感試乗DAY!
5/18(土)-19(日),25(土)-26(日),6/1(土)-2(日)
3週連続開催!
SUBARUのクルマは実際に乗ってわかる安心と愉しさがいっぱいです!
是非、皆さまのハッケン!ナットク!の一助となれば幸いです!
さらに、ご試乗いただいたお客様へのプレゼントはSUBARUオリジナルハンディーツールBOX!
キャンプの時に調味料の容器なんかを入れるととっても便利そうです!
私も欲しくて仕方ないのですが、ご試乗プレゼントはお客様の特権ですので、ご試乗してクルマも買って最新の安心と愉しさでキャンプに出掛けてみてください!
今回はえらく長くなりました。テントの中ですることなんてブレッサンを吹くかブログを書くことぐらいなので、ソロキャンプ後のブログ更新は自ずと長文になります。
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