こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
さて、12月もあっという間に半分が過ぎ2022年も残すところ2週間を切りました。
業務の進捗率から日々焦燥感に駆られておりますが、個人的な何よりの懸念事項は年度内に完結予定(己に課したノルマ)の高知東店のスタッフ紹介です。
前回が11月4日でしたから、1ヶ月以上手付かずで残るスタッフは12人。
このペースではとても無理ですね(笑)
巻き返しを図らねばなりません。
そんなわけで第3回、参ります!
Part 3
片岡さん
片岡さん(イメージ)
片岡さんは高知東店のメカニックさんで4月生まれの大ベテランです!
好きな色はグレー、趣味は寝ることとバイクで、愛車はヤマハのトリッカーです。
最近はターマックメインのタイヤを履かせているそうですが、以前は職場のバイク仲間とオフロードを攻めに行っていたこともあるようです。
オフロードを駆け抜ける片岡さん、見てみたいですね!
高知東店で最も通勤距離の長い片岡さんのドライブの時に聴く曲はBPSの速い曲とのことで、長距離の運転も楽しまれているようです。
そんな片岡さんの特技はなんと言ってもエンジンなどを扱う重整備です!
整備と一言にいっても短時間で終わる簡単なものから、時間を要する複雑なものまで様々で、特に重整備は知識と経験がモノを言います。
お客さまよりご用命いただく整備の中にはなかなか手強いものもありますが、我々セールス(カーライフアドバイザー)としては片岡さんがいればなんとかなるという安心感でもって仕事をお受けすることができます。
また、正確な作業ももちろんながら特筆すべきは手際の良さです。
重整備ともなると様々な想定をして余裕を持って工数(作業時間)を設定しますが、あっという間に仕上げてしまいますので、お客さまは愛車と離れる時間が短くなりますし、高知東店としても他のお仕事をお受けする余裕が生まれますので正に救世主と言えます。
そんな片岡さんのお気に入りの工具は12mmと14mmのメガネレンチです。
もっと厳つい特殊工具などを挙げるのかと思っていましたが、やはりプロと言うべきか最もよく使う工具で渋いですね。
事務所や工場の美化も怠らない片岡さんは今や高知東店になくてはならない存在です。
そんな片岡さんよりひとこと
愛車の重整備はお任せください!
片岡さん、ありがとうございました!
記事をご覧の通り写真NG(それ故にいらすとやさんとなりました)で多くは語らない片岡さんですが、8年前に入社したばかりの私が勉強の為に工場内をちょこまか動き回ってあれこれ質問すると的確に整備内容やクルマの仕組みを教えてくれたのも片岡さんでした。
その時に教わったことは今、私の知識の糧となっています。
再び高知東店に戻ってきてくれてこうしてご紹介できて嬉しいです!
さあ、次回のスタッフ紹介は最近姓が変わったあのスタッフですよ!
お楽しみに!
\こちらもご覧ください/
ところで、私がこの夏に愛車で東京を訪れた『田舎者の東京湾岸インフラ巡り』ですが前回は前編と謳い、さも後編の準備があるような書きぶりでしたが、白状いたしますとついさっき書きました(笑)
前回から1ヶ月、そして実際に訪れた8月から言えば4ヶ月近くを経て記憶がかなり曖昧なのですが、初めてマイカーで訪れたインフラの感動を思い出しながら書き殴りましたのでお付き合いください。
前回はレインボーブリッジ、東京ゲートブリッジ、そして横浜ベイブリッジを訪ねました。
TVや映画ではお馴染みの橋も実際に走ってみると様々な発見があるものです。
しかし、東京湾岸と言えば忘れちゃならない巨大な交通インフラがありますよね!
それがこちら!
東京湾アクアライン(東京湾横断道路)
25年前の今日、1997年12月18日に開通した東京湾アクアラインは神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結びます。
全長15.1kmで、途中にある木更津人工島(海ほたる)から川崎側が9.5kmの海底トンネル(アクアトンネル)、木更津側が4.4kmの橋梁部(アクアブリッジ)となっています。
このトンネルと橋梁の組み合わせの理由は大型船舶と航空機にあります。
自動車専用道でありながら船と飛行機に影響を受けるのはなんとも不思議ですが、そう言えば同じような境遇の橋を前回ご紹介しましたね。
そう、東京ゲートブリッジと同じ理由なのです!
まずは大型船舶。
東京湾は川崎寄りの方が水深が深く大型船舶は川崎寄りを通行します。
大型船舶が通航するためには長く高い桁が求められますので理想は吊り橋となりますが、ここで次の航空機の問題が生じます。
川崎側は羽田空港が近い為に空域制限があり吊り橋のような高い構造をもてません。
そこで、川崎側を最深部が60mにも及ぶ海底トンネルとし、大型船舶の通航を伴わない木更津側は工費が抑えられる橋梁としました。
実際に走ってみると浮島取付部から東京湾の海底下まで斜路が続きます。
浮島取付部
海底部は概ね平坦で、断面は直径13.9mの円形で当時世界最大の直径14.14mの大型のシールドマシンで掘削された様が見て取れます。
川崎側から4.6km(海ほたる側から4.8km)の地点で最深部となり、海ほたるの手前で再び斜路を上って海上に出ます。
風の塔直下の海面下57m地点
建設当時、土木のアポロ計画とも言われるほど技術革新を押し進めた東京湾アクアラインはやはり大規模で高度な技術が用いられたトンネル側に関心が寄せられますが、橋梁も見逃せません。
16基の制振装置と3径間から長い箇所では11径間に及ぶ連続桁を用いて耐震性や走行性を高めるとともに、海上にあることから6層のフッ素系塗料や海面付近の飛沫帯にはチタンクラッド鋼を採用するなど、耐食性も高められています。
木更津に渡り、橋梁を撮影してみました。
アクアラインはハーモニー(調和)、シンボル(象徴)、クオリティ(品質)を設計のテーマに掲げているだけあって、Y字の橋脚ひとつとっても美しく、木更津側のカーブと海ほたる直前の中央航路部の盛り上がりが特徴的ですね。
再びアクアブリッジを渡り海ほたるに寄り道します。
ここにはアクアトンネルを掘削したシールドマシンのカッターフェイスを復元したモニュメントが建てられています。
その大きさに圧倒されるとともに、超合金で作られたカッタービット(刃)が摩耗した様子にも文字通り触れることが出来ます。
摩耗したカッタービット
海ほたるから川崎側を望むと建設時にはシールドマシンの発進基地、そして現在では換気塔の役割を担う川崎人工島(風の塔)が見え、手前には株式会社チスイさんの三脚B(Ⅱ型)ブロックが斜路に沿って敷き詰められており息を呑む美しさです。
奥に浮かぶ白い構造物が風の塔
規則正しく並ぶ三脚B(Ⅱ型)ブロック
ドライブの休憩に潮風を感じながら佇むには最高のスポットですね。
海ほたるから木更津側を望む
海ほたるを出発して港区六本木のホテルに向かいますが、せっかくなので首都高速都心環状線(C1)を周回してみました。
環状線ということで深夜にはルーレット族なんていう危険な周回走行をする方もいるそうですが、時間帯は16時ごろ。
区間によっては制限速度の50km/hが出せようもない混み具合で、アイサイトXとの相性も良く安全にドライブを楽しめました。
C1から覗く東京タワー
東京タワーと言えば4年前にこんな記事がありましたね(笑)
①EXPASA海老名
②レインボーブリッジ
③東京ゲートブリッジ
④横浜ベイブリッジ・横浜赤レンガ倉庫
⑤東京湾アクアライン
⑥海ほたる
⑦首都高速都心環状線
⑧サントリーホール
その他にインフラ巡りではありませんが、高知に帰る前に少しだけ国会前を走ってみたり皇居を周回してみたり。
皇居だけでなく中央省庁や大使館が立ち並ぶとあって高知で1年間に見掛ける数の警察官とわずか1時間で遭遇しましたが、高知ナンバーのおっさんがひとり皇居をぐーるぐる。さぞや怪しかったことでしょう(笑)
その後は再びアイサイトXに任せてゆっくり快適に高知に帰りました。
いかがでしたか?
コロナ禍ということもあり、マイカーで行く人混みと屋内を避けたインフラ巡りでしたが、やはり我が国の首都だけあって見ても走っても楽しい構造物がたくさんでしたね!
余談ですが、今回の旅の本来の目的であったサントリーホールでのオーケストラの演奏会は、本当に行ってよかったと思える素晴らしいものでした。
サントリーホールの何がやばいってその音響なのです!
大ホール(スタッフの方の許可を得て撮影しています)
パイプオルガンにピアノ、チェンバロ、チェレスタ…贅沢なコンサートでした(*‘ω‘ *)
世界一美しい響きを目指して作られたサントリーホールはホールそのものが楽器とも言うべき共鳴箱で、開演前のアナウンス(ケータイの電源をお切りくださいみたいなやつ)すら圧倒的な高音質で目頭が熱くなりましたが、演奏が始まるとオーケストラの深い響きと奏者の息づかいすら感じられる音の情報量に圧倒され、開幕10秒でハンカチの出番です。
また、その音響を持ってして奏でられるパイプオルガンは天にも昇る神々しさでした。
もちろん演目は私が愛してやまない曲ばかりで、生で聴けた喜びに生きる歓びを感じました。
閑話休題、安心と愉しさのSUBARUには遠方でのコンサートやインフラ巡りなどの趣味だけでなく、遠くのご親戚やご友人など、皆さまの「好き」や「やってみたい」を叶え、人と人との距離をもっと近くするチカラがあります。
皆さまも高い安全性にモノを言わせてSUBARUのある豊かなカーライフをお愉しみください!
ちなみに、今回の東京往復の高速料金は休日割引と深夜割引を駆使して32,940円でした。
驚きなのはアクアラインがETC割引でなんと片道800円です(普通車の現金料金は3,090円)!近代土木の偉大さを1,600円で体感できるとあっては毎日でも通りたくなっちゃいますね!ちなみにアクアラインのETC割引は2025年3月まで延長されていますので、まだ通っていらっしゃらない方は是非この機会に。
12/18 つの
前回:黒田イチオシ
次回:ひよったら負け!!