こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
早速ですが今回は先週の「哲生の部屋です!」にて予告いたしました、フレキシブルドロースティフナー リヤのご紹介をしたいと思います。
フレキシブルドロースティフナー リヤ
43,120円(工賃・消費税込)
左右のリヤフレームの後端部(リヤバンパーの内部)にフレキシブルドロースティフナーを装着し適度なテンションを掛けることで、走行中のシャシーのしなりを補正し、機敏な初期操舵としなやかな乗心地の両立を果たします。
四輪の路面接地性を高めることでコーナーリング中の走行安定性が増し、クイックで素直なステアリング操舵感を実現します。
STI商品ページより
なるほど。わかったようなわからないような、、、
ならば付属の説明書を読んでみましょう。
車体に引張力を負荷することで、リヤサスペンションからの入力による車体のヒステリシスを除去し、操舵遅れを低減します。
取扱説明書より
なるほどなるほど。書き方は違えど、内容は商品説明と同じですね。
よし!
わからん!!(笑)
そんなわけで、実際に走ってみて私が感知できた効果は次の通りです。
・ステアリングの操作から車体が向きを変えるまでのレスポンス向上(機敏な初期操舵)
・ステアリング操舵角の減少(素直なステアリング)
なんと、STIの言う通りですね!
もともと新型レヴォーグは既にインプレッサやフォレスターに採用されているSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用し、その上で新技術のフルインナーフレーム構造を採用することで剛性が格段に向上しており、現時点でスバル最強クラスの剛性を誇ります。
プラットフォームの違い
フルインナーフレーム構造
その為、もともと直進安定性やコーナリング性能の高さには目を見張るものがありましたが、STIパーツが目指したのは更にその上の領域です。
簡単に言えば、STIのフレキシブルドロースティフナーは過剰にボディ剛性を高めるのではなく、既に高められている剛性をボディ全体に均質化することを目的としています。
リヤフレーム後端(赤い楕円の箇所)に取り付けます
あらゆる物には強度の強弱があり、ある部分を強化すればその歪みが必ず別の部分に出てきます。
余談ですが、そのフレームやボディの強弱を意図的に活用したのが衝突安全性能です。
クラッシャブルゾーンと呼ばれる柔らかい(壊れやすい)箇所を敢えて設けることで、衝突時にその部分をきれいに潰すことで衝撃を効率よく吸収し、乗員のいる頑丈なキャビンを守ります。
閑話休題、このようにクルマには意図の有無に関わらず、剛性の高いところや低いところがあります。
その高い剛性を低い箇所に行き渡らせるのがフレキシブルドロースティフナーで、バネによって柔軟性を持たせた補強材でボディを引き締める(プリロードを掛ける)ことで、ボディの緩みや歪みを抑えて運動性能を高めています。
フレキシブルドロースティフナー内部
例えば、運転手がハンドルを切った際、前輪が傾きボディのフロント側が曲がり始めるとリヤはフロントに追従するように曲がっていきます。
しかし、旋回時のエネルギーはフロントからリヤまでの間に金属のボディをしならせながら伝達する為、旋回エネルギーのロスが生じるだけでなく、伝達のタイムラグも発生します。
そこで、フレキシブルドロースティフナーでシャシーを締め上げることでしなりを補正し、エネルギーを無駄なく速やかに伝達させることで、ハンドルを切ったら切っただけ、そして、切った瞬間にクルマが動き出します。
それはすなわち、ドライバーの意のままに動くということに直結します。
いやいや、新型レヴォーグはフレキシブルドロースティフナーなんか装着してなくても意のままに動いてるじゃない、と思われるかもしれませんね。
正しくその通りで、新型レヴォーグにお乗りのお客さまやご試乗いただいたお客さまからもレヴォーグのハンドリングにはご満足の声を頂戴しています。
私自身も一切の不満はないのですが、未装着の車両と比較すればその差は歴然です。
部品をつけるだけで本当に効果が得られるのか?と疑われるのも当然ですよね。
そこで、8月1日までの土・日曜日に高知東店にて新型レヴォーグをご検討中のお客さまを対象として(※)実際にSTIパーツを装着したレヴォーグの試乗イベントを開催いたします。
※ もちろん既に新型レヴォーグにお乗りいただいているお客さまや、ご成約済みで納車までお待ちになっているお客さまも対象です
試乗をご希望の方は前日までにご予約をお願いいたします。
四国スバル㈱高知東店
なお、当イベントは今後の状況により中止となる場合がございます。ご理解とご協力をお願いいたします。
◎グレード◎
・STI Sport EX
◎装着済みのSTIパーツ◎
・フレキシブルドロースティフナー リヤ
※アルミホイール及びタイヤは新車装着のものとは異なります
7/4追記:アルミホイール及びタイヤを新車装着のものに戻しました!
純粋にSTIパーツによる効果がご体感いただけます!
この機会にレヴォーグのオーナー様はご自分の愛車と乗り比べていただき、これから新型レヴォーグをご検討という方は試乗車のレヴォーグGT-Hと比較してご参考になさってください。
既にフレキシブルタワーバーやフレキシブルドロースティフナーフロントを装着済みの方はフレキシブルドロースティフナーリヤで更なる上質な走りをご堪能ください!
また、フレキシブルパーツに手を出していない方も、とりあえずフレキシブルドロースティフナーリヤを装着していただければリヤだけでなくボディ全体でその恩恵が得られることでしょう!
皆さまも是非、フレキシブルドロースティフナーリヤの装着をご検討くださいませ!
フレキシブルドロースティフナーリヤの外から見て装着しているのがわからない淑やかさも魅力です
さて、フレキシブルドロースティフナーリヤでますます走りが愉しくなりましたので、このコーナーに参りましょう!
SUBARUで走りたい高知の道
vol.4
四国カルスト公園線
(県道383号線の一部区間)
草原の緑にコントラストを成す白い岩こそカルスト地形の石灰岩です
石灰岩が侵食されることで形成されたカルスト地形の尾根を走る四国カルスト公園線は高知県と愛媛県の県境にあります。
標高は1,000mを超えており、全線で雄大な景色を楽しめます。
道路としては二車線の区間もあるものの、ほとんどの区間ではセンターラインのない1〜1.5車線となっており、離合時には停車して対向車に譲る必要も出てきます。
1.5車線
そのため、これまでご紹介してきたスカイライン系のワインディングと比較するとノンストップでひたすら走りを愉しむと言うよりは、牛さんでも眺めながら(運転手はわき見厳禁ですよ!)ゆったり走り、見通しの良い所ではカーブやアップダウンを軽快に抜けるといった具合です。
牛さん
以前「高知の魅力再発見です!」でもモータージャーナリストごっこをした道ですが、カーブや狭い道が連続する四国カルスト公園線は、ハンドリングの良さや視界の広さなど、SUBARU車の魅力を実感するのに最適な道路と言えます。
ちなみに、四国カルスト公園線までの道中の方が、純粋に走りを愉しむという点においては魅力があるかもしれません。
四国カルスト公園線までは概ね快適な2車線のワインディングが続きます
昨年訪れた際には姫鶴平(めづるだいら)にあるカルスト珈琲さんのコーヒーをいただきましたが、今回は姫鶴荘の敷地内に展開しているキッチンカーのプティクリフさんでホットドッグと四国カルスト牛乳を使用したミルクジェラートをいただきました。
私はケチャップ狂なのでホットドッグもケチャップ多めでお願いしました。
肉汁がジューシーでとっても美味しかったです。
ミルクジェラートも濃厚で、毎日食べたい美味しさでした!
7月7日には星降るヴィレッジTENGU(旧高原ふれあいの家天狗荘)もリニューアルオープン予定で、ますます目が離せない四国カルスト。
皆さまもお時間があれば愛車のSUBARUで走ってみてください。
SUBARUで走りたい高知の道
ところで、今週末7月3日(土)・4日(日)と来週末10日(土)・11日(日)にはSUBARU SUMMER CHANCE FAIRを開催いたします!
とってもお洒落なご来場プレゼントもございます。
皆さまのご来店を心よりお待ちいたしております!
フレキシブルドロースティフナーリヤをの装着をもってレヴォーグ弄りはしばらくお休みです。