こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
早速ではございますが、先週予告いたしました通り今週も東赤石山と八巻山特集です!
今回はセールスの佐々木さんに登山初挑戦のレポートを書いてもらいましたのでご覧ください!
~佐々木さんの登山レポート~
どうも佐々木です。自他ともに認めるインドア派の自分には、登山は縁のない話と避けてきました。
しかし、先日ついに「八巻山(1,698m)」経由「東赤石山(1,706m)」へ初登山を試みました。
遠足のように軽い荷物、いつものスニーカーに真新しい手袋で登山を開始したのが、朝の9時。
数えきれないほど立ち止まり、何度も休憩をして、へとへとで下山したのが16時。
昼の休憩を除くと大方6時間くらい歩いたようです。
目の前の大岩を登っていくと言われた時の絶望感、初めて見る謎の草花、そして頂上で食べたカップ麺。紹介したい風景は沢山ありますが、びっくりするほど自分では写真を撮れていません。余裕がなかったんでしょうね。
いつもみているブログの向こう側には沢山の感動と筋肉痛が待っていました。
お誘いいただいた徳久さん、髙井さん本当にありがとうございます!
以上佐々木さんレポートでした!
八巻山・東赤石山と言えば、私も2年前に登ったことがありますが、岩がちで歩きにくく、距離もそこそこある大変な山だったと記憶しています。
つまり、佐々木さんはそんなハードな山で登山デビューを果たしたわけです。
今回はゲスト出演でしたが、これはもう正式に入部するしかないのでは?
いかがですか、佐々木さん⁉︎
二週に亘ってお送りした、登山の経験を重ねた余裕の垣間見える佐野店長の登山日誌と、登山初挑戦で感じた大変さや感動をありのままに書いた佐々木さんの登山レポートはいかがでしたか?
全く同じ山に登るという企画でしたが、経験やキャラクターによるそれぞれの感じ方の違いがまた面白いですね!
佐野店長と佐々木さん、ブログにご協力いただきありがとうございます!
ところで、皆さまは道路を走っていて不思議な道路標識や道路標示に遭遇したことはございませんか?
道路標識と道路標示の例
私が気になったのはこちら!
指定速度が50km/hであることを示す道路標示ですが、「50」という数字の手前に不鮮明ながら「高」という文字があります。
この道路標示の意味はご存知ですか?
若い方だとそもそも教習所で習わないので、ご存知ない方も多いはず!
というのも、1992年11月1日の道路交通法改正以前は高速車・中速車・低速車という車両区分が存在し、一般道における法定速度もそれぞれ異なりました。
・高速車(法定速度60km/h)
普通自動車や排気量250cc以上の自動二輪車、大型乗用自動車など
・中速車(法定速度50km/h)
大型貨物自動車や排気量250cc未満の自動二輪車など
・低速車(法定速度30km/h)
原動機付自転車など
このように、それぞれの区分によって法定速度が異なった為、指定速度を設定する場合にはご丁寧に区分を示す道路標示を設けていたのです。
例えば、走行速度を50km/hに制限したい場合、そもそも法定速度が50km/hである中速車には制限が無関係なので高速車(法定速度60km/h)だけを制限する「50高」という道路標示になります。
すごく雑な補正で蘇る「50高」
この際、当然ながら原付を始めとする低速車には法定速度30km/hが優先されます。
では、40km/hに制限したい場合はどうでしょう?
高速車(法定速度60km/h)と中速車(法定速度50km/h)をそれぞれ40km/hに制限するというわけですので、「40高中」という道路標示になりますね。
とても雑な補正で蘇る「40高中」
ではでは、20km/hに制限したい場合はもうお分かりですね!
はい「20高中低」となるわけです!
とまあ理屈はそうなのですが、いろいろ調べてみても道路標示では確認できませんでした。調子こいてすみません。
「20高中低」を道路標示では確認できませんでしたが、道路標識では20km/hの規制標識の下に補助標識として「高・中・低速車」と書かれているものが現存するそうです。是非拝んでみたいですね!
ちなみに、道路標識の規制標識と補助標識って?
補助標識はその名の通り規制標識の規制範囲を示したり情報を付け加える補助的な役割があります。
写真の場合は駐車禁止の対象が2輪車を除く自動車であることを示しています。
話を戻しまして、以前の道路標示にはこのように規則性があったようですね。
では、現在もこの道路標示は機能しているのでしょうか?
結論から申しますと「制限速度は機能しているが車両区分は機能していない」となります。
1992年11月の道路交通法改正により現在の一般道における最高速度は自動車が60km/h、原動機付自転車が30km/hと定められましたので、中速車という区分が消失したことになります。
これは、性能向上によりどの車両も安定して60km/h程度での走行が出来るようになったことや最高速度の異なる車両が同じ道路を走ることの交通問題を鑑みると当然と言えば当然ですね。
しかしながら、制限速度は規制緩和が行われない限りそのままですので、「40高中」とあれば自動車ならば40km/h以下、原付ならば30km/h以下で走行しなければなりません。
では、28年も前に意味を為さなくなった車両区分の文字が何故、現在も残っているのでしょう?
これらの道路標示が残っているのは次のような箇所です。
・旧道
以前は主要道として多くの車両が行き交っていたものの、バイパスの開通などにより交通量が減少し、舗装工事などの補修も行われなくなった場合、道路標示は当時の面影を残すことがあります。
・トンネル内
トンネル内の舗装は視認性を高める為に、通常の舗装に用いられる濃色のアスファルトではなく、明るい色のコンクリートを使用することが一般的です。
トンネルの舗装の違いは一目瞭然ですね!
また、コンクリートはアスファルトと比較して耐久性が高いことも特徴です。これは頻繁な舗装メンテナンスが容易ではないトンネルにはうってつけなのですが、それ故に長らく舗装が更新されることなく、結果的に道路標示が残っているのです。
今回、私が撮影した場所は国道32号線、「道の駅大杉」の南に位置する「大豊トンネル」とその旧道です。
大豊トンネルは非常にユニークなトンネルで、路面を見ると「50高」の道路標示が残るだけでなく、天井のアーチをご覧いただくと側面に比べて色が白くなっています。
通常、トンネル内は排気ガスや埃などにより全体的に黒く汚れていくのですが、大豊トンネルではある高さを境に色味が全く異なります。
気になりますよね!
以前はこの色の境目の位置に天井板がありました。
目的はトンネル内を換気し、空気をクリーンに保つ為です。
大豊トンネル南坑口にある建物から天井板で仕切られたトンネル上部に空気を送り込み、天井板の各所に設けられた通気孔からトンネルの道路側に新鮮な空気を供給するとともにトンネル内の排気ガスをトンネル外に押し出していました(半横流換気方式)。
大豊トンネル南口の換気施設
描いているうちに何が何やらわからなくなったつの図
しかし、同じように天井板による吸排気を行なっていた山梨県の笹子トンネルにおいて、2012年に多数の死傷者を出した天井板落下事故が発生したことは記憶にも新しいのではないでしょうか。
この悲惨な事故を受けて全国的に天井板を使用したトンネルの点検が行われ、多くの場合は天井板を撤去することになりました。
大豊トンネルも例外ではなく、2013年に天井板が撤去され現在の形になりました。
わりと最近の出来事なので以前の函型の大豊トンネルを走ったことがある方も多いのではないでしょうか?
私はあの馬蹄式には思えない平らな天井が嫌いではなかったのですが、何事も安全には代えられませんね。
大豊トンネルでは天井と側面の色味の違いのほかに、先程の写真に映るトンネル南坑口の換気施設や換気施設からトンネル上部に空気を送っていたであろう送風口などが確認出来ます。
また、大豊トンネルの旧道となる東側の道路も「40高中」という道路標示が残る貴重な存在なのですが、写真を撮影していると道路沿いにお住まいのお姉さんが出てきてくださり、ご自身が育てられたと言う道路脇に咲く可憐な紫陽花を少し持って帰らないかとお声掛けくださいました。
お話を伺うと、旧道がまだ現役だった40年以上も前に紫陽花を一株購入し、沢山の水をやって丹精し、今ではたくさんの紫陽花が咲き誇るようになったそうです。
管理の手が離れ「40高中」が残る路面と、今なお大切にお手入れがなされる紫陽花とのコントラストがこの日一番の嬉しい発見でした。
交通遺産とも言える、路面に咲く道路標示。
皆さまも、もし30年近く生き残ったこれらの道路標示を見かけたらラッキーかもしれませんよ!
さて、遺産と言えばやはりレガシィ。
このくだり、何度目でしょうね(笑)
いよいよ来週6月22日(月)をもちまして、レガシィB4の受注受付が終了となります!
この機会を逃しますと、日本国内では二度と新車のB4をお求めいただくことが出来なくなります。
ご興味のある方はお急ぎください!
また、先週に引き続き、6月21日(日)までSUBARU 癒しのギフトフェアを開催しております!
こちらも22日以降はご利用できなくなりますので、この機会に是非ご活用ください!
トンネル内や夜間の交通インフラ巡りの際は反射素材を身に纏いましょう。某働く方の為の衣料品店で700円台からございます。
いよいよ不審者ですが、数百円で事故を抑止できると思えば背に腹は代えられません。
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前回:完売した傘とWRX S4 STI Sport ♯です!