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ところで、先週のブログでは外出を自粛するアイデアの一つとしてDIYによるデッドニングをご紹介しました。
先週の時点ではそれほどデッドニングの効果を感じなかったのですが、あれから一週間、通勤中に気付いたことがあります。
デッドニングをした助手席側の音が明らかにクリアなのです!
具体的に言えば低音域の鮮明さが全く違います。
左耳から入る澄み切った低音と右耳から入る篭った音のギャップが気持ち悪く、通勤が苦痛でした。
特にコントラバスやテューバといった低音楽器がステージの上手側(客席から向かって右側)に配置されることの多いオーケストラの演奏を聴くと余計に違和感を覚えます。
そんな訳で、我慢ならず今週は運転席側のデッドニングを行いました!
前回の反省を踏まえて作業工程に補足がございますので、遅ればせながらご紹介させていただきます。
デッドニングの準備段階でビニールシートを外す際に、ベトベトが厄介極まりない「ブチル」の除去に大苦戦しました。
もっと良い方法はないものかと色々調べてみた結果、最良の方法がありました。
それは「ブチルを以てブチルを制す」です!
前回私は、ブチルクリーナーの説明に則って最初から薬剤をかけていたのですが、これが間違いでした。
薬剤はブチルに浸透し、溶かしてくれますが、溶けたものは流れてしまいます。
結果的にブチルが伸び広がってしまい、かえって拭き取りに手間取ってしまいました。
そこで、敢えてブチルクリーナーは一休みさせ、もっと原始的な方法で取り除きます。
ブチル自体には粘着性がある為、インナーパネルに残ったブチルをビニールシートに付着しているブチルでペタペタとピッキングすることで、ほとんど取り除くことが可能なのです!
テープを剥がす時の糊残りを同じテープでペタペタして取り除くのと同じ理屈ですね。
特にブチルのようなゴム系の接着剤は同じ物質との粘着性が高く、少しペタペタすればインナーパネルに残っているブチルも簡単に釣られて剥がれていきます。
とは言え、ペタペタ後も微量ながらブチルが残ってしまいますので、ここで伝家の宝刀、ブチルクリーナーを使用します!
使い捨てのクロスに少しだけ染み込ませて、残っているブチルを拭き取ります。
これで簡単且つ完全にブチルを除去できました!
なんやえらい簡単やないか。前回の苦労は何やったんや、、、
まあ、得てして原始的なやり方が一番間違いないので、皆さまもブチル除去の参考になさってください。
ついでに前回撮り損なったスピーカー真後ろの制振吸音シートです。
スピーカー背面の吸音とビビリ音低減にこのシートが結構重要なんだとか。
そんなわけで二週目にしてついに完成したデッドニングの効果はまた来週にでもご報告いたします。
デッドニングを終え、ついでにDIYほど大袈裟なものではありませんが手洗い洗車をしてクルマいじりは完了です!
私のクルマは新車商談時に皆さまにもオススメしているグラスコーティングNEXを施工していますので、汚れが落ちやすくとっても簡単に洗車できます!
以前と違ってスポンジが柔らかく優秀な洗車機が多い今日、下手な(或いは大雑把な)手洗い洗車よりは機械洗車の方が綺麗で且つ傷も少ないのですが、丁寧な手洗い洗車は愛車の状態を把握(心当たりのない傷が付いていないか等のチェック)したり、洗車傷を最小限に留めたり、日頃から雨風を浴びて頑張ってくれているクルマを労うのにもってこいです。
完全に密封されたガレージでない限り、外出をせずともクルマは汚れます。
ご家庭に洗車の出来る環境があれば、是非この機会に手洗い洗車で愛車への愛を深めてみてください。
ちなみに、洗車の基本は「たっぷり水」ですが、特にこの季節は風に乗ってやってきて、ボディを汚し、あまつさえ完全に流さずに洗ってしまうと細かい傷の原因になってしまう黄砂の影響がありますので、くどいほどしっかりと流してあげてくださいね(高圧洗浄機を使用すると、より確実です)。
また、同じ理由で風の強い日は避けた方が良いでしょう。
例えたっぷりの水で洗い流しても、風が強い日にはすぐさま第二第三の砂埃が舞い降りて傷の原因になります。
さらに、虫の死骸や鳥の糞、そのほか頑固な汚れが固着してしまって容易には落とせない時は雨の中で洗車するのもありです。
降り始めの雨には黄砂が含まれていることもありますので、雨が降り始めてから少し時間を置いて、クルマのボディが雨で十分濡れている状態で、水道水による追い水をしながら洗車すれば虫の死骸などがふやけて落としやすくなります。
ただし、くれぐれも風邪をひかないように、また、雨の日洗車のメリットをご存じない方が見たら気でも触れたのかと疑われるやもしれませんので世間体にはご注意ください。
さて、クルマの話題ばかりだと自動車ディーラーのブログみたいなので(?)お次はこんな時期だからこそやっておきたいキャンプの準備をいたしましょう。
以前「キャンプ用品は汚してなんぼ」みたいなことを申しましたが、使い込んでいる感は出しても言わずもがな清潔さは大切です!
キャンプで使用する調理器具や食器などはキャンプ場で撤収の際に洗っているかもしれませんが、この機会に家庭用洗剤で綺麗に洗い、十分に乾燥させてから収納しておきましょう。
ソロキャンプなので食器や調理器具も大した数ではありません
また、テント周りのメンテナンスもお忘れなく。
テントポールやテントを固定するペグに付いている土や砂をしっかり洗い落として長持ちさせたいですね。
私のペグはスノーピークさんのソリッドステークの他に、普段は村の鍛冶屋さんのエリッゼステークを使用しています。
エリッゼステークは豊富なカラーが特徴で、私は地面に置いて見失わないように、また、他人が気付かず足を引っ掛けたりしないようによく目立つピンクにしています(というのは大義名分で、お恥ずかしながら私のキャンプデビューが春だったので大好きな桜色にしたのです)。
そんなピンクもわずか一年ながら塗膜が剥げてきました。
先端を中心に結構剥がれてきています
それもそのはず。
昨年はキャンプデビューが嬉しく、夏場は行かなかったものの年間で平均すれば月1〜2回のペースでキャンプに赴き、ペグが命のカーカムスを文字通りペグに支えてもらうべく、あらゆる過酷な地中に突き立ててきました。
ペグが面白いほど簡単に刺さるキャンプ場もあれば、
あまりにも固くハンマーの打ち過ぎで腕が挙がらなくなったキャンプ場まで様々です。
むしろ塗装はよくもった方だと思います。
一年間頑張ってくれたエリッゼステークには、まだまだ長く付き合って欲しいと思っていますので、ここで一度再塗装をしようと思います。
これがクルマの部品ならば塗装がしっかりと固着するように塗装前にヤスリをかけて脱脂して、と準備をするのでしょうが、今回は地面にぶっ刺すペグです。
使っていればやがてすぐに剥がれますので、エタノールによる簡易的な脱脂のみで早速塗装に取り掛かります。
とは言え、ご家庭でできるDIYと銘打っているコーナーですからご近所への配慮も忘れてはなりません。
特に塗料が飛び散るのは論外です。
そこで、今回は超簡易的な塗装ブースを作りました。
作り方は至って簡単で、ペグの長さより少し高いダンボールを用意し、側面に一面だけ穴を開けます。
箱の上面には間隔を開けて小さい穴を開け、箱の上から割り箸などの棒から輪っかにした紐(今回は結束バンドで代用)を垂らします。
そこにペグを引っ掛けたら手作り塗装ブースの完成です!
ご家庭にあるものだけで出来ますので、塗装するペグに合わせて寸法を変えてみてください。
あとは換気の良い場所で、各塗料の説明をしっかり読み塗装するだけです!
一度に厚塗りせず、数回に分けて塗ることでより強固に塗装できます
塗装が終わったらしっかりと乾燥させます。
塗装よりも乾燥の方が大切です!
実用性よりは見た目重視の塗装でしたが、キャンプに行けない間、塗装の剥げた箇所が錆びないようにタッチアップ代わりと思えば十分満足です。
今回はエリッゼテークの再塗装でしたが、ペグの塗装はグループでキャンプした際に自分のペグであることのマーキングにも有効です。
全体を塗装するのは大変なので塗りたくないところにはマスキングして一部だけでも塗装することで、自分のペグと識別が可能で、ついでにお洒落も演出できます。
キャンプに行きたくても行けないこんな時こそ、次のキャンプを愉しむ準備はいかがでしょうか?
先行きが不透明な中で不安が募りますが、不要不急の外出を避けつつも適度に体を動かしてご自愛くださいませ。
外出を自粛している間に『アメリカ合衆国の州』というアプリを使って今更ながら50州の名前と位置を覚えました。
学生の頃からの疑問ですが、どうしてやらなくてもいい勉強はこんなにも捗るのでしょうね。
4/24 つの
前回:青い鳥です!
次回:バストロがバラバラです!