こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
クリスマスも過ぎ、いよいよ正月を迎えようかというところですね。
毎度のことですが、私の連休前は吐くような忙しさで気も張っていますが、休みに突入した途端に気が緩み体調が崩れ、そのまま連休は療養に終わると言うのが常です。
思い返すと今年の夏もそうでしたね。
そこで、連休に突入する前に休暇らしいことはしておきたいと思い前回の沖縄に続き、先日は岡山県に出かけて参りました!
岡山と言えばこのブログではお馴染み、岡山スバル株式会社の同期の友人を訪ねての旅です。
たっすいがは、いかんがです!、シーロックⅧとドロスⅡ型と私です!の過去2回ご登場いただきましたが、それ以前にも後楽園や倉敷美観地区、蒜山高原などなど、岡山県の素敵な観光地を案内して貰っています。
そんなわけで岡山を訪れるのは今回が5回目となり、有名どころは結構行ったつもりでいましたが、まだまだあります岡山県!
最初に訪れたのは高知市からクルマで3時間ほど、岡山県は真庭市の勝山町並み保存地区です!
勝山はかつて出雲街道の宿場町として栄えており、現在も約500mに渡って商家や酒蔵が当時の姿をとどめています。
ショールームに勝山の歴史や風土を記した
写真:湯田秀明・文:三好基之(1996)『勝山』山陽新聞社.
を購入してきましたので、点検の待ち時間などに是非ご覧ください!
また、勝山は別名「のれんの町」とも言われており、軒先には草木染めの美しいのれんが揺れています。
のれんには一つとして同じデザインはなく、住まい手と染織家の協働で生まれたそれらののれんにはメッセージやストーリーが込められているそうです。
家紋をデザインしたようなものや見ただけですぐに何屋さんかわかるものまで、通りを歩くだけで愉しくなります!
そんなレトロな街並みにはこんな素敵なものもありまたよ!
このウサギのマークが愛らしいスクーター、スバリストの皆さまならご存知のはず!
そう、ラビットスクーターです!
(そして何の脈絡もなく始まるラビットスクーター話)
現在の株式会社SUBARUのルーツである中島飛行機株式会社は戦時中まで一式戦闘機「隼」などの名機を数多く手掛けたものの、終戦時には主要工場を接収された上に民需部門を持たず、民需転換はゼロからのスタートとなりました。
こうした中、中島飛行機の技術者たちはこれまでの技術を生かして車両や産業機械の修理を行う一方、残存の施設や資材を利用して、ナベ・カマなどの台所用品、衣類箱、乳母車、リヤカー、自転車など、生活物資が極端に不足した戦後のニーズに応えていました。
会社としては1945年8月17日、中島飛行機株式会社は戦後処理命令により富士産業株式会社に改称しました。
しかし、同年11月6日にはGHQによる財閥解体の指定を受けて翌年1946年7月に全役員の変更と1950年7月から8月にかけて第二会社12社の設立によりわずか5年で富士産業株式会社は解体されました。
第二会社12社の中でも三鷹・太田両工場を母体とする富士工業では、終戦直後に米軍落下傘部隊用のスクーター「パウエル」が太田工場に持ち込まれたのを見て、これを手本に日本の交通事情にあったスクーターを設計し、完成させました。
1947年に本格的に生産を開始し「ラビット」の愛称で発売されると戦後の民衆の足として瞬く間に販売数を伸ばし、富士工業が合併し富士重工業になった1955年から3年間の売上構成比の実に49%はラビットスクーターによるものでした。
ところが、以前のブログでもご紹介した通り、1958年発売のホンダさんのスーパーカブをはじめとするオートバイの台頭と同年に発売されたスバル360を始めとするマイカーの普及により1968年6月に21年の歴史に幕を下ろしました。
ラビットスクーターにはファンが多く、今も多くの中古車が取引されています。
真のスバリストがウサギと聞いてイメージする乗り物はアルトラ◯ンでもダッ◯サンでもなく、ラビットスクーターであるのはこの為です。
余談ですがラパンはフランス語でウサギ、ダットサンは田、青山、竹内のイニシャルと脱兎をかけDATが生まれ紆余曲折ありDATの息子DATSONがさらに色々あってDATSUNになりました(伏せ文字の意味とは)。
閑話休題、そんなラビットスクーターにこんなところで出会えて幸せなのですが、さらに出会いは続きます。
酒蔵をリノベーションした「にしくらカフェ」で友人にご馳走になったのが「甘酒ラテ」です!
飲む点滴などと言われる甘酒は近年特に健康や美容において人気を博していますが、飲みやすいものもあればかなりクセのあるものもあり好みが分かれるところです。
こちらの「にしくらカフェ」の甘酒はすっきりと飲みやすい味で、口をつけた時にまろやかなミルクがより甘酒の甘さを引き立てます。
カフェには「蔵元直営ショップSUMIYA」も併設されており、友人が私へのお土産に甘酒を買ってくれましたので、家でもほっと甘酒豆乳ラテを試してみました!
身体中がぽかぽかになりました
ランチは通りから少しだけ小高い丘にある「ろまん亭」で「蒜山ジャージー牛の自家製ハンバーグ」をいただきました。
ハンバーグは挽肉の肉感が凄く(語彙が酷い)、ジューシーで美味しかったです!
勝山を満喫した後は、北にクルマで30分ほど走ったところにある湯原ダムに向かいました。
湯原ダムは発電と湯原温泉を始めとする下流域の洪水調整を目的に建設されました。
いわゆる重力式コンクリートダムで、早明浦ダムと同じく6門のローラーゲートを持ちます。
寸法的にも早明浦ダムを縮小したような見た目で、高知県民にはお馴染みのデザインです。
しかし、その特徴はダムの下流側直下に温泉がある点でしょう。
天端からは全国露天風呂番付で西の横綱に君臨する名湯「砂湯」が確認できます(写真右上)。
今回は手湯足湯だけで露天風呂には入りませんでしたが、機会があればダムを眺めながら温泉に入ってみたいものです。
お洋服や手荷物が濡れないようにご注意ください(私のお財布は…)
ちなみに、友人も時折ダム巡りをしているとのことで、私も遠慮なく付き合ってもらったのですが、どうやら私のダム愛は引かれてしまうレヴェルだったようです(笑)
車内から私のダム見学を撮影してくれましたが、、、
左:私が撮影した写真/右:撮影する私の写真
ええ確かに。ダムを撮る様を客観的に見ると不気味ですね。
何をどうするわけでもありませんが以後気を付けます。
ついでに、ダムと言えば恒例のクルマの写真撮影会です!
勇ましい顔つきのSTIのボンネットから覗く姿が様になっていてとっても可愛らしいですね!
写真慣れしていない私は例によって、
「右足を轢かれたおっさん」と「サイドブレーキの壊れたクルマを止めるおっさん」になってしまいました。
まさか、岡山に来て友人とダム巡りに来れるとは思わず大満足で帰路につきます。
今回最後の目的地は友人オススメの倉敷市の大路が岳パークセンターにあるカフェ“belk”です!
右側には美しいつり橋が並ぶ瀬戸中央自動車道が見えます
瀬戸内の島々やそこにかかる瀬戸中央自動車道を眺めながらいただくカフェラテやケーキはどれも美味しく、旅の終わりにぴったりの落ち着いた雰囲気でした。
岡山の素敵なところに連れて行ってくれる友人にはいつも感謝しています。
SUBARUのクルマなら片道2〜3時間なんて全く苦じゃありません。
これからも「安心と愉しさ」のSUBARUでたくさんの素敵に出会いに行きたいです!
さて、甚だ勝手ではございますが、本日27日を持ちまして年内の営業は終了いたしました。
◆休業期間◆
2019年12月28日〜2020年1月3日
◆営業カレンダー◆
お客さまにおかれましては多大なるご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
◆事故・故障時のご連絡先◆
SUBARU安心ほっとライン
☎0120-78-2215
[受付時間]24時間・年中無休
緊急の際は、上記フリーダイヤルのほか、マイスバルもご利用ください!
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ご登録がお済みでない方はコチラをご参考に是非ご登録ください!
マイスバルなら緊急時のご連絡もスムーズですのでご活用ください!
今年は皆さまにとってどのような一年でしたか?
私にとっての大きなニュースは改元とEJ20エンジン及び現行モデルのWRX STIが受注を終了したことです。
この機会にご成約いただいたお客さまには、納期まで長らくお時間をいただきますが、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
皆さまにおかれましては、この一年も四国スバル株式会社高知東店をご愛顧いただき心より御礼申し上げます。
また、来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。
12/27 つの
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