こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
ブログのネタが事前に決まっているというのは精神衛生上、非常に良いですね。
そんなわけで“ゆく人・くる人Reiwa One”二週目の今回は来る人特集です!
森貴英さんのプロフィール
☆出身☆
高知県
☆星座☆
しし座
☆宝くじが当たったら☆
豪華客船で旅行
☆好きなお寿司のネタ☆
エビ
☆ひとこと☆
短い間ですがよろしくお願いします。
おや?既視感を覚えますね!
それもそのはず、昨年度まで高知東店でセールスをしておりました。
今年度から愛媛県松山市の本社に営業支援部として配属されておりましたが、
営業支援の一環で3ヶ月ぶりに助っ人として来てくれました!
この前お別れの挨拶をしたと思えば(笑)
主には経理事務や点検のご案内などを担当します。
期間限定ではございますが、よろしくお願いいたします!
お次は季節ならではの話題です。
梅雨も明けていよいよ夏本番ですね!
本番といえば蝉はミンミン、クルマはブーブー、吹部はパーパーです!
大合唱の蝉時雨や行楽で大活躍するクルマにとって本番なのは理解できますが、吹奏楽部のパーパーが本番とはこれ如何に?と思われる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、耳を澄ませていただくとお近くの学校から吹奏楽部の音が聞こえてきませんか?
心なしか普段よりも騒がしい吹奏楽部。それには理由があります!
もうすぐ吹奏楽のビッグイベント、吹奏楽コンクールが始まるのです!
吹奏楽コンクールとは1940年に第一回が開催され、1943〜1955年までは戦争の影響で中断されたものの1956年から再開し、今年で67回目を迎えます。
今年は8月1・2日に小学校と中学校の部門が、8月11日には高等学校と職場・一般の部門の高知県大会があります。
上位の団体は8月23〜25日に愛媛県で開催される四国支部大会に進み、さらにその代表団体は10月19・20日と26・27日にそれぞれ愛知県と青森県で行われる全国大会に進みます。
吹奏楽部は定期演奏会や地域での訪問演奏など、いくつか演奏する機会がありますが、他の団体と競ったりプロの審査員に評価される機会というのはそう多くありません。
そんな機会が得られる吹奏楽コンクールはまさに夏の一大イベントなのです!
7月末のこの時期は最後の追い込みとばかりに練習に明け暮れている頃かと思いますが、特に本番前の数日間は不思議なものでいきなりレヴェルアップするものです。
挫けず焦らず頑張ってくださいね!
なんて偉そうなことをほざいたものの、私は中学・高校では良くて四国大会止まりで、大学では全国大会に出場したものの訳ありです(笑)
決して好成績ではなく、断じて巧い奏者でもありませんでしたが、コンクールに向けて努力したことは今でも大切な思い出になっています。
毎年この季節になると、ふとそんな熱い夏のことを思い出しますので、今年は夏の期間限定でショールームのブックコーナーに吹奏楽関連書籍を3冊入れました!
卒論を書く際に参考文献にした書籍や社会人になってから演奏の基礎を見直そうと購入した書籍もあります。
一冊目は新山王政和(2013)『日本の学校吹奏楽を科学する! ‐ 吹奏楽部って音楽の力がつくの? 足踏みしながら演奏? 軽快なマーチングステップ? 指揮法の「たたき」って日本にしか無いの? ピッチを合わせると高くなる? 揃いやすいタイミング?』スタイルノート.です!
サブタイトルでほぼ中身を網羅していますが、吹奏楽経験者なら一度は不思議に思うフットタッピングやチューニングで起こる事象について科学的に研究がなされており、皆さまの長年の疑問が解決するかもしれません!
また、吹奏楽を未経験のお父様やお母様にとっても、こちらをご覧いただければお子さまが吹奏楽部に入部することで得られるスキルや、保護者の期待値に届かないスキルなども実証されており、非常に興味深いと思います。
二冊目は富樫鉄火・石本和富・橎堂力也(2007)『一音入魂!全日本吹奏楽コンクール名曲・名演50』河出書房新社.には、吹奏楽コンクールで一度は演奏したことがあるであろう名曲が掲載されており、楽曲解説やコンクールにおける名演・熱演も紹介されています。
例えば歴代の吹奏楽コンクール課題曲の中でも圧倒的な人気を誇る保科洋《風紋》が「なぜこれほどまでに人気なのか?」という疑問を抱かれる方もいらっしゃることでしょう。
この本によれば、《風紋》は決して技術的に難しい箇所があるわけではありませんが、演奏すればするほど到達点の見えない深みがあるそうです。
そう聞くと納得で、私自身もこの曲を2度演奏する機会がありましたが、2回目となっても「これこそ答えだ」と思えるような演奏には行きつきませんでした。
その他にも数多くの奏者に愛される吹奏楽曲が愛される理由も含めて紹介されており、こちらをご覧いただければ、きっと練習に汗水流したあの夏の日が蘇ることでしょう。
また、ユニークな本としてはデイヴィッド・ヴァイニング(2012)『トロンボーン奏者なら誰でも知っておきたい「からだ」のこと』春秋社.がオススメです!
楽器の教則本と言うと音階や練習曲をイメージしますが、この本は究極の基礎練習教則本と言えます。
この本では演奏する上での「からだ」をつくることを目的としており、解剖学的見地から無理(過負荷)のない効率的な姿勢を探求しています。
一部トロンボーン奏者でないとイメージしにくい箇所もありますが、基本的にはそれ以外の吹奏楽器を演奏する方や歌うことが好きな方にとっても有益な情報が満載です!
私はもともと演奏時の姿勢が悪かったのですが、本の内容を意識することでストレスのない呼吸に近づくことが出来、結果的に以前よりフレージングを意識して演奏できたり、疲労が少なくなったりしました。
左:楽器の重さが前に向くことで全体の重心位置がずれてブレスが浅くなり、疲れやすい姿勢
/右:身体の重心上に楽器があり疲れにくく深いブレスが出来る姿勢
私の経済状況に大きく左右されるものの今後も吹奏楽コーナーを充実させていくつもりですので、この夏は是非、四国スバル高知東店のショールームで吹奏楽談義に花を咲かせてください!
また、今週末はこちらのイベントもございます!
夏の展示会2019
~乗って感じるスバル~
7月27日(土)-28日(日) 開催!!
この機会にSUBARUに乗って感じてみてください!
夏と言えば高校野球もまた熱いですね。今まで甲子園は吹奏楽強豪校による球場を包み込む圧巻の演奏を愉しむものだと思っていました。
しかしながら、吹奏楽と同じように情熱に燃え汗を流す球児に目が行くようになり、またその姿に涙を流すようになったのは、私自身がそういった情熱から年々遠ざかっているからでしょう。
全ての奏者や選手にとって悔いのない夏になりますように。
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