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高知東店

弊社『ラフティング部』新設です!

投稿日:2020年9月18日 更新日:

こんにちは。
いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 

 

先週からスタートしました、期末決算フェア!

 

 

 

おかげさまで日毎にお買い得車が残り少なくなっておりますが、もう少しだけございます!

 

 

一部車種では今後は手に入らなくなるエンジンやグレードもございますので、現行車でお気に召したおクルマがございましたらお急ぎください!

 

 

また、昨日より予約を開始した新型インプレッサをはじめ、新型レヴォーグ新型SUBARU XV等々、新型車のご注文も引き続きお待ちしております!

 

 

 

 

さて、先日は少しアクティヴな休日をすごして参りましたのでご紹介いたします。

 

 

昨年9月、徳島県と香川県に跨る阿讃山脈を南北に貫き、香川県に豊かな水資源をもたらす香川用水の特集をした際に、早明浦ダムからクルマで並走した吉野川を覚えていらっしゃいますか?

 

 

利根川(坂東太郎)筑後川(筑紫次郎)に並び、日本三大暴れ川として四国三郎とも呼ばれる吉野川は瓶ヶ森を水源として流路延長は194km、流域面積は3,750を誇ります。

(瓶ヶ森は一昨年の11月に私が初めて登山に挑戦した山です。今年は登山部に復帰したいと考えておりますが、はてさて。)

 

2年前に瓶ヶ森で撮影した吉野川源流の碑

 

この3,750㎢という流域面積はなんと四国の面積の約2割を占めており、如何に吉野川が水資源において重要な河川であるかが窺えます。

 

 

いやいや、本日ご紹介したいのはそんな吉野川の地理的な話ではなくて、皆さまは吉野川と聞いてイメージされるものはありますか?

 

 

吉野川は大歩危・小歩危からなる渓谷の美しさや30cm級も狙える鮎釣りなど魅力がいっぱいですが、今回は営業課の徳久黒田髙井、そしてサービスフロントの内田の5人でラフティングに挑戦しました!

 

 

ラフティングとはラフト(いかだ)を使って川を下るレジャースポーツで、川幅や水深の変化に富み、流れの緩急の大きな吉野川は初心者から上級者まで愉しめるラフティングコースとなっています。

 

 

四国吉野川ラフティング Rio BRAVO! 』さんに午前9時に集合し、プラン全体の説明と安全上の注意を受けます。

 

密集を避けレヴォーグとWRX STIの2台で到着!

 

真剣(?)な眼差しで説明を受けます

 

 

特に命に関わるような注意事項もありますのでしっかり聴いて理解することが大切です。

 

 

説明を受けたらウェットスーツやライフジャケットを装備します。

 

左から髙井・黒田・内田・私・徳久

 

 

髙井さんのヘルメットにはラバーダックが載っていますね()

 

 

装備を終えたらバスで河原まで移動し、そこでさらに緊急時の対応やパドルの操作方法等のレクチャーを受けて川に出ます。

 

 

掛け声を出しながら漕いでいくと早速流れの速いポイントが見えてきました。

 

 

ボートごと落ちていく感覚、水をかぶる感覚、瞬く間にあらゆる事が起こり、アドレナリンがドバドバです!

 

水飛沫を浴びても皆笑顔です

(リオブラボー!さん撮影)

 

 

次々に流れの速い箇所がやってきて皆で突破します。そう、皆で。

おや?先ほどまでいた黒田さんがいませんね。

 

 

おやおや、ボートから放り出されて流されてしまったようです。

 

 

残された我々は流れゆく黒田さんを眺めながら学びます。

 

 

落水しても直ちにガイドさんに従ってボート等の安全な方向に泳げばほんの少しの運動量で戻れますが、落水してパニックに陥ったり、ぼーっとしているとあっという間に流されてしまい、ボートへの復帰までに大変な体力を要することを。

 

壁のように立ちはだかる流れに雪崩れ込む

(リオブラボー!さん撮影)

 

 

その後も岩の上からジャンプしてみたり、ボートが転覆して全員激流に放り出されたりしながら、流れの穏やかな箇所ではガイドさんが様々なアクティビティを用意してくださり、久しぶりに身体をフルに動かして愉しむことが出来ました!

 

ボートが転覆する瞬間を捉えた貴重な写真

(リオブラボー!さん撮影)

 

約4mの高さから飛び込む

(写真左上)徳久と私/(左下)内田とその陰の黒田/(右)アヒルだって空を飛ぶと言わんばかりの髙井

(リオブラボー!さん撮影)

 

 

今回は水量が多く通常よりも上流からのスタートとなりましたので、その後半では景勝地としても名高い大歩危峡の特異な地質をラフティングならではの間近で見ることが出来ました。

※通常の水量であれば大歩危峡のすぐ上流側からスタートするそうです

 

 

単に「きれいな峡谷だなぁ」とご覧いただくのも良いですが、ラフティングでは手を伸ばすと届くところまで近づけますので、折角ですから大歩危峡ならではの地質にも触れてみましょう。

 

 

大歩危峡では三波川変成岩と呼ばれる地層が見られます。

 

 

三波川変成岩はその名の通り変成作用を受けた岩石で、広域編成作用を受けた変成岩の中でも特に低温高圧型変成岩と呼ばれるものです。

 

 

理屈は単純です。

 

 

時はまだ日本列島がユーラシア大陸にくっついていた頃の白亜紀(白亜紀後期で1億200万年前〜7,000万年前頃)

 

 

フィリピン海プレート(海洋プレート)がユーラシアプレート(大陸プレート)の下に沈み込む際に、海洋プレートに堆積していた堆積物の一部が大陸プレートに削がれることなく大陸プレートの下に沈み込み、底付けされます。

 

 

底付けされた堆積物(付加体)低い温度のままで高い圧力を受けることで変成し、三波川変成岩が誕生しました。

 

底付けされる付加体の図

 

 

しかし、そのままでは大陸プレートの下にいるだけなのですが、地殻変動により地表に現れたことで現在のように地表で確認することが出来るようになったのです。

 

 

先ほど理屈は単純と申しましたが、大歩危の不思議な点はここからで、低温高圧型変成岩は海洋プレート上の堆積物が大陸プレートに底付けされることで生成されるとご説明しましたが、大歩危で確認されている変成岩の中には砂質片岩礫質片岩と呼ばれるものがあり、これらは本来大陸由来の砂岩や礫岩を源岩としている点です。

 

 

なぜこのようなことが起こったのか、その原因については現在も研究が進められており、それらを紐解くのに大歩危は格好のフィールドと言えます。

 

 

また、砂質片岩やら礫質片岩やらと言われてもなかなかわかりにくいですが、もっとわかりやすい特徴として低温高圧方変成岩は片理と呼ばれる面状構造を持ち、板状に割れるため、大歩危峡ではスパッと面で切られたような美しく壮大な節理をご覧いただけます。

 

 

惜しむらくはラフティング中は落下防止の観点から基本的にスマートフォンやカメラを持ち込むことは推奨されていませんので、絶景も心のフィルムに焼き付けるしかないのですが、生憎私は眼鏡を落としたくなく裸眼で臨んだ為に、心のフィルムもピンボケであった点でしょうか。

 

 

これだけ地学的な説明をしておきながら大した図や写真がなく不親切な記事であると反省しておりますが、ご興味のある方は実際にラフティングをやっていただき、曇りなき眼で見定めてみてください!

 

 

そんなこんなで、まさにあっという間の7時間でした!

 

 

自然を相手にしたスポーツですので、転覆しては吉野川の水をたらふく飲みますし、怪我のリスクがゼロとも言えませんが、プロのガイドさんによる微に入り細を穿った安全への配慮はもちろん、参加者個々人の安全意識によりリスクを極力抑えることが可能です。

 

 

久しぶりに時間を忘れてストレスフリーで心から愉しむことが出来ました!

 


 

四国吉野川ラフティング Rio BRAVO!

住所:〒789-0233 高知県大豊町磯谷14

電話番号:0887-73-1222

WEBサイト:http://www.riobravo.co.jp

 


 

今回お世話になったリオブラボー!さんは大豊ICからクルマで10分程度と近く、設備も充実しており初めてながら最高のラフティング体験ができました。

 

 

ガイドスタッフの皆さま、ありがとうございました!

 

 

皆さまも是非、ご自身の体調と相談の上、ラフティングをお愉しみください!

 

 

 

今この記事を全身の筋肉痛に悶えながら書いていますが、時にはこういう痛みも心地よいものです。

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