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高知東店

人生の3つの坂です!

投稿日:2020年7月24日 更新日:

 

 

こんにちは。

いつも高知東店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 

 

先週末に引き続き26(日)まで、SUBARU SUMMER COLLECTIONを開催中です!

 

 

 

SUBARUのサマコレはあと3日です!

 

 

さらにさらに、8月9日(日)までにご成約いただいたお客さまには中四国エリアのグルメや特産品が選べるカタログギフトをプレゼント中です!

 

 

※ 期間中、対象の新車をご成約かつ9月30日までにご登録(車検証発行・ナンバー取得)された方へカタログギフトをプレゼントいたします。

 

 

SUBARUのサマコレにお越しいただき、皆さまの特別な一台を見つけてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

さて、先日はお仕事で四万十市へ行っておりました。

 

 

以前の四万十市と言えば高知市からは遠いイメージで、四万十市に行くとなるとプチ旅行気分だったのですが、昨今では四国横断自動車道のお陰でコンビニ感覚で行くことが可能になりましたね。

 

 

より早くより遠くへ、というモータリゼーションの本質においては素晴らしいことで、特に救急医療を要する場合や南海トラフ地震の発生時などに高規格道路は「命の道」として欠かせないものです。

 

 

私も1分1秒を争う仕事での移動車酔いしやすい友人を乗せてのドライブには、信号がなく渋滞も少ない高規格道路を重宝しています。

 

 

一方、地方の高速道路にありがちな対面通行で70km/hの制限速度が設定され、直線的で単調な道路は快適ながらも、走っていて愉しいか?と言われるとまた別の問題です。

 

 

そこで、今回は敢えて下道黒潮町を目指し、SUBARUの走る愉しさを再認識するドライブにしようかと思うわけです。

 

 

 

スタートは高知市中心部からクルマで15分ほどの高知新港(特に理由はありません)

 

 

ベタ踏み坂として有名な鳥取県と島根県を結ぶ江島大橋(高さ44.7m)よりもわずかに高い浦戸大橋(高さ50m)を渡り、消波ブロック景勝地(Google Maps『消波ブロック巡り』)でお馴染みの春野赤岡線を進みます。

 

6年前に撮影した江島大橋(写真上)/釣りをする高岡店の岸本さんと浦戸大橋(写真下)

 

余談ですが、学生の頃にベタ踏み坂を見る為だけに江島大橋を訪れた際、普段から高くて勾配のきつい浦戸大橋を走り慣れているせいか全く興奮や感動がありませんでした。

 

日常的に浦戸大橋を走り慣れた高知県にお住まいの方は過度な期待はしない方がよいかもしれません。

 

しかしながら、実際に訪れたからこそわかることもドライブの醍醐味と言えます。

 

また、島根県側の大根島や中海の水上から撮影すればダ◯ハツさんのCMでもお馴染みの天に昇るような橋の姿を拝むことができますので、やはり一度は訪れてみてください!

 

 

閑話休題、春野赤岡線を進むと仁淀川の河口に到達しますが、ここには先日ご紹介した波介川導流路の潮止堰が右手にあります。

 

 

波介川潮止堰を右手に仁淀川大橋を渡り、少し走ると高知のUSAこと宇佐です!

 

波介川潮止堰(左)と仁淀川大橋(右)


そして宇佐と言えば、高知のクルマ好きが愛してやまない道、横浪黒潮ライン(通称横浪スカイライン)がありますね!

 


私も免許を取ったばかりの頃は週2〜3回のペースで走りに行っておりました。

 

 

その魅力はやはり、優しい木漏れ日やキラキラと輝く太平洋はもちろん、大小様々なコーナーやアップダウンなど、観て走って愉しめる最高のドライブコースです。

 


SUBARUの走る・曲がる・止まるという素性の良さを最大限に愉しむことができますよ!

 

 

横浪黒潮ラインを抜けると須崎市街地に入ります。

 


須崎西ICから四万十町方面は高知自動車道の無料区間があり、多くのクルマはそちらに流れますが、今回のドライブではこの区間の自動車専用道路は使用せず、国道56号線の下道を走ります。

 


自動車道のおかげで下道は交通量が少ないので快速ですが、歩行者もいますし取締りも頻繁に行われているのでスピードの出し過ぎには注意が必要です!

 


1979年にニホンカワウソが最後に確認された新荘川から角谷坂の3本のトンネルを抜けると、昨年『青い空、青い海、そして灰色のアレです!』でもご紹介したJR安和駅(あわえき)があります。

 

 


中空三角ブロックを眼下に望む駅のホームは絶景です!

 


また、現在は崖崩れにより一部が通行止めとなっていますが、付近には『現代の神殿です!』でご紹介した美しい洞門の数々が並ぶ久礼須崎線もありますので、コンクリートフェチには堪らない地域ですね!

 

洞門とWRX S4


安和から焼坂を越えて中土佐町に入り、中土佐町の市街からは四万十町との境に位置する七子峠までを登る久礼坂があります。

 


久礼坂は高規格道路ほどではないものの、峠道にしては勾配もカーブも緩く、大変走りやすい峠道になっています。

 


現在のように改良される前の久礼坂の旧道は、現道の少し下に位置し、とてつもない数のヘアピンカーブと狭小な幅員で魔の久礼坂と呼ばれていたそうです。

 


それが今や快適な一般道と、さらに谷を挟んで高規格道路が通るのですから、道路の進化は凄まじいですね。

 


久礼坂を登り、七子峠を越えると四万十町です。

 

 

四万十町には2年前に『伝説のブロガーの休日です!』にて佐野店長が紹介していた「ゆういんぐラーメン」が美味しい『ゆういんぐ四万十』があります。

 

 

さらに国道56号線に沿って進むと今回最後の坂、片坂に至ります。

 


現在は片坂をバイパスするように四万十町西ICから黒潮拳ノ川ICまでの区間を窪川佐賀道路が通っていますので、片坂を通られる機会は少ないかもしれませんね。

 


片坂は短い距離で約150mもの標高差をパスしなければならならず、きつい勾配の中に3本のトンネルとループ橋があります。

 


古い道路のきつい勾配といえば、アレが期待できますね!

 


そう、緊急待避所です!

 


先月『緊急待避場とあおり運転厳罰化です!』にてご紹介した緊急待避所は根曳峠と布施ヶ坂のものでしたが、この時は片坂の写真が間に合いませんでした。

 


今回は満を持して片坂の緊急待避所です!

 


一つ目が窪川側から片坂第二トンネルを抜けて左手にある退避所です。

 

 


ほとんど自然に還っていますね。


ブレーキが効かなくなったとして、ここに突っ込む勇気はありません。

 


二つ目はループ橋を下った先です。

 

 


谷側に天を向いて延びています。

 


マ◯オカートのジャンプ台のような配置なのですが、当然ながら在りし日の斜面は波状の砂が敷かれていたことでしょうし、登った先はコンクリートと鉄製の壁になっており、緊急時は強制的に停止させることができたのでしょう。

 

 


ちなみに、この付近には「朝鍋轟の滝」「すり針轟の滝」という名所があるそうなので行ってみようとしたのですが、残念ながら落石により通行止めでした。

 


滝までの道は窪川佐賀道路(片坂バイパス)最大の橋である市野瀬橋の真下を通るのですが、その橋脚の根本がなんとも可愛らしいのです。

 

大きく谷を跨ぐ市野瀬橋

 

市野瀬橋の基部

 

基部が竹の断面のようで、とっても座高が高いかぐや姫みたいですね!

3寸どころか256尺ぐらいありそうですから、月に届きそうな勢いがあります。

 


滝は諦めたものの、折角片坂までやってきましたので、既に廃道となった片坂の旧道を歩くことにしました。

 

 

片坂の旧道はこんな感じです。

 

 


黒潮町側から進入すると2分ほどでクルマでは通行できない藪になり、更に歩いて6分ほどの所で木々と蜘蛛の巣が道を遮ります。

 


頑張れば突破できそうなのですが、小学生の頃に芥川の『蜘蛛の糸』を読んでからというもの、私は蜘蛛の巣を破ることにどうも抵抗があり、今回は断念し、来た道を戻ります。

 


反対に窪川側から攻めようかと思ったのですが、片坂第一トンネルの坑口脇に繋がる旧道は残念ながらフェンスで閉ざされていました。

 

 


いつか黒潮町側からフェンスの内側に到達してみたいですね。

 


ドライブの最後は『土佐佐賀温泉こぶしのさと』で汗を洗い流し、天然温泉を堪能して帰路に就きます。

 

 


そんなわけで今回は浦戸大橋に始まり横浪黒潮ラインから角谷坂焼坂久礼坂片坂と沢山の坂を走破するドライブでした。

 


人生はよくに喩えられます。

 


「登り坂」「下り坂」そして「まさか」です。

 

 

皆さまの坂の勾配は今どうなっていますか?

 


私の人生は大して登ってもいないのに今は長い下り坂のように感じます。

まさか、標高-430m近い死海にでも下っているのでしょうか?(笑)

 


クルマでいう「まさか」とは交通事故のことでしょう。

 


過信は禁物ですが、SUBARUのクルマならばこの「まさか」のリスクをあらゆる安全性能で極限まで低減させることができます。

 


かつて交通の難所と呼ばれた道も安心と愉しさのSUBARUなら愉しいドライブコースに変えられます。

 


時間に余裕がある時は、高速道路を降りてみませんか?

 

 

SUBARUの走る愉しさを再認識するドライブと銘打っておきながら、結局は交通インフラに感謝するドライブとなりました。

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前回:ランウェイはみんなの滑走路です!

次回:3つの幻想的なファンたちーです!

 

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